第63話「果然是緹蕾婭吧2」(生肉)
緹蕾婭的煩惱 4章 卡米拉學院篇
ドリュアス君が何気なく手渡してくれたノートを読んだ。
ふ~。
思わず天を仰ぐ。
見なきゃよかった……。
ノートには、これからの邪神軍の活動計畫が詳細に記載されてあった。
毎月の収支報告、他國の軍事情勢、世界の経済狀況などなど。
お游びにしては、凝りすぎと言っても過言でない濃密な內容だ。政略、軍略をこれでもかと詰め込まれた、まるでCIAの報告書である。俺の頭では、いまいちわからない內容も多々記載してあった。
これ、普通に國の軍事機密として使えるんじゃないかって思えるぐらいに。
ドリュアス君達の無駄に高い知能を見せつけられた。
といっても捏造がほとんどだからね。
この軍事計畫通り進めるのなら、邪神軍は來年には天下の半分を抑える事になっちゃうし。
本當、こいつらの空想力には頭が下がる。
どこぞの國の大將軍を倒しただの、炮艦外交で一國を傘下に治めただの……。
最近の捏造で言えば、エリザベスとの戦いだ。
出るわ、出るわ。捏造の嵐。
ティムが、閃光波を出して數百の首を切り落としたとか。
変態 ( ニールゼン ) が、一秒間に十三體の人間を破壊したとか。
軍団員一人一人に武勲というのかな、取った首の數と戦いの様子が細かに記載されているのだ。
お前ら貧弱のくせに、どれだけ活躍したかったんだ。
オルなんて獨りで五百十四の首を刎ねた事になっているからね。これはティムに次ぐ數だ。まぁ、オルの場合は調子に乗って味方の攻撃を妨害。軍規を亂した罪で処罰要と書かれているけど……。
俺はきりっと真面目な顏をすると、軍団員の財布を開け、無造作に白金を摑む。取りこぼした白金がテーブルを転々と転がった。
「刃月の決算のところですか。何か問題がありましたでしょうか?」
そう言って、立て続けに出された財布を奪っていく。
「唐突だけど、君達財布を出して」
これはあれだね。
よし、ちょいとばかり実験しよう。自分がやられたら、多少は他人の気持ちがわかるかもしれない。
「「はっ」」
ティムはもちろん 変態 ( ニールゼン ) 、ドリュアス君、オルの財布も容赦なしだ。
やっぱり國に返すべきだろ?
やめどきを逸した俺は、とうとう軍団員全員の財布を奪ってしまった。
問題は……これ。
「あ~本當にもらうよ。冗談じゃないから」
答えは同じであった。
「も~らい!」
悪人からとはいえ、盜んだ金を堂々と使おうとしてる……(內容加載失敗!請重載或更換瀏覽器)