第67話「米蕾絲劇場2」(生肉)(3/3)
緹蕾婭的煩惱 4章 卡米拉學院篇
エディムが勝ち誇った顏で都市計畫書をティムちゃんに渡す。
なるほど。エディム、上手い急所を見つけたわね。オルティッシオさんの児戱な言い訳とは違う。
少しまずいなぁ。
都市計畫書、けっこう市民ファーストで書いてある。ティレアさん至上主義のティムちゃんにとって、到底許せない案かもしれない。
本當は、市民ファーストがティレアさんのためになっているんだけどね。それを絕対君主制で育ってきたティムちゃんにわからせるには、時間がかかると思う。
案の定、ティムちゃんは計畫書を読み、エディムにヒソヒソと耳打ちされて明らかに不機嫌になってきている。
「ミレス、とくと答えよ」
「はい、なんでしょう?」
「色々、聞きたいことはやまほどある。例えば、建設一覧のページだ。貧民への救済所や災害が起きた時の防犯所、お姉様の覇業に不要な建物ばかり。民に肩入れしすぎだぞ。今回の計畫の趣旨、邪神ファーストを忘れたか!」
「カミーラ様、これは富國強兵の一環ですよ。まずは、ティレア様を支える下の者達の土台を作らないと。回り道のようですが、これがティレア様の覇業をお支えする一番の方法だと私は考えます」
「ふむ、お前なりに考えがあるというわけだな」
「はい」
「では次だ。敷地區畫のページだ。なぜ大邪神博物館を廃棄する。世の寶は全てお姉様のものだ。それを各國から取り上げてはならないとはどういう意味だ!」
ティムちゃんの聲は荒い。
これは返答を誤ると、私もやばいことになる。
……どうしようか。
暫く思考する。
ティムちゃんにも、ドリュアスさんにも邪神軍の全員を納得させるには……。
そうだね、こう言うしかないか。
「カミーラ様、誤解です。世の寶は、全てティレア様のものです。それは私も同意ですよ」
「エリザベス、ここにいるの? とっくに殺されているとばかり」
そうだね。ティレアさんをどこまでも慕う、この苛烈な組織が敵の首魁を簡単に許すわけがない。その煉獄室ってのも、凄まじくあれなところなのだろう。
さんざん悪事を重ねてきたのだ。今更同情する気はない。
私の目的は別にあるんだから。
エ、エディム、なわけないでしょ。そんな恐怖の目で私を見ないで。私は折檻する気はさらさらないからね。
ドナドナの如く、恐怖に震えたエディムと、気絕しているオルティッシオさんがティムちゃんに連れていかれる。……(內容加載失敗!請重載或更換瀏覽器)